このところ健康状態が悪化し、免疫力をアップさせたい!という人も少なくないはずです。

そんなあなたにおすすめなのが、注目の栄養素・ファイトケミカルです。

ファイトケミカルとは野菜や果物などの植物が持っている化学成分で、強い抗酸化力・殺菌作用があると言われています。

そのため、人体の免疫力を整えたり、活性酸素を無毒化したり、さまざまな病気を予防する効果が期待されています。

そこでファイトケミカルの特徴・役割について調べていきます。

抗酸化力って何?

抗酸化力って聞いても、あまりピンと来ないですよね?

ネットで調べると分かりますが、数年前から活性酸素という言葉が流行っており、この活性酸素が原因で老化が進むと言われています。

老化が進む

よく同じような年齢なのに、特に老けていたり、疲れやすかったり、風邪を引きやすい人っていませんか?

見た目で分かるのが老け顔ですが、原因の1つが活性酸素にあると考えられています。

この活性酸素ですが、主に環境やストレスによって増加します。環境に関しては、大気汚染が酷い地域に住んでいたり、紫外線が強い地域に住んでいると増加します。

大気汚染は自明の理ですが、紫外線に関しては、特に肌の老化が進行してしまいます。

肌の老化の原因の8割は紫外線なんです。これは、紫外線による細胞へのダメージが大きいということのほかに、紫外線が肌に当たることで活性酸素を増やしてしまうので、酸化ストレスにより老化の進行が高まることが原因とされています。

出典:肌老化の原因の8割は紫外線! 知られていない危険

もちろん紫外線対策として日焼け止めを塗ったり・帽子をかぶったり、サングラスをしたりといろんな対策法があります。

ただし、毎日毎日紫外線対策をするのは面倒なので、していない人も多いと思います。

ストレスに関しては、嫌なことが続いたり、イライラしたり、気づかないストレスなど、誰もが持ち合わせているものではないでしょうか?

活性酸素の原因

出典:水素について | 公式【ドクター・水素水】

ここまで環境とストレスについて触れてきましたが、活性酸素を抑制する抗酸化酵素というものがあります。

ちなみに抗酸化酵素は体内で作られるものですが、こちらは年齢とともに減少してしまいます。その結果、老化が進みやすくなるのかもしれません。

このような活性酸素の活動を抑えるのが抗酸化力になるわけです。ですので、抗酸化力のある成分は若返り・アンチエイジング効果があると言われます。

そしてこの強い抗酸化力を持っているのがファイトケミカルなのです。

酸化するとは?

上記では、活性酸素により老化が進行することを説明してきました。

具体的には、肌や骨、脳や各臓器などのあらゆる場所の細胞で発生して酸化につながっていくのです。

酸化と聞いてもイメージが湧かないと思いますので、下記のリンゴの例をご覧ください。

切ったりんごをそのままにしておくと、空気中の酸素によって切り口が茶色に変色していきます。これが酸化です。

酸化とは

また、鉄が次第に錆びていくのも酸化です。それと同じ現象が体の中で起きると考えてください。

そして、恐いのは一旦酸化がおき始めると、どんどん連鎖反応で酸化が進んでしまうことです。

体の中の機能がさび付くと正常な働きが出来なくなり、それがお肌のトラブルや病気の原因となってしまうのです。

出典:CoCoRoプラセンタの抗酸化成分について|プラセンタ屋

こちらのサイトを参考にすると、酸化という現象が分かりやすく理解できます。

病気の原因の9割が活性酸素?

上記で、活性酸素はストレスや環境汚染などで増加することを記載してきましたが、日々の呼吸でも発生するようです。

呼吸に関しては2~3%が活性酸素になると言われています。

しかもこの活性酸素ですが、研究の結果、病気の原因の9割を占めていることが分かったようです。

病気の原因

活性酸素に関しては今から50年以上前に米国の生化学者フリードビッヒ博士によって解明され、その後世界各国で研究が行われてきました。
その結果、人が罹るあらゆる病気に活性酸素が関与していることが明白になりました。今や病気の90%は活性酸素が原因だということが判明したのです。それでは残りの10%は何かといいますと、風邪やエイズ、また最近増えてきている結核などの菌が体内に入っておこる病気、すなわち感染症です。

出典:病気の原因の90%が活性酸素 | 日本抗酸化

このような理由により、最近では水素水も注目されていますが、ファイトケミカルが第7番目の栄養素を言われてる所以です。

ファイトケミカルの特徴

植物は強い雨風や太陽からの紫外線、さらには害虫から身を守る必要があります。害虫に関してはにおいを出して追い払うことができます。

太陽からの強い紫外線に関しては、自ら色素や香りなどを作って身を守っているそうです。これら植物が作り出す機能成分がファイトケミカルです。

このようにファイトケミカルが、紫外線から発生する活性酸素から植物を守る役割を担っていることが確認できたため、人の体にも取り込んで活性酸素を除去する効果が期待されています。

以下にファイトケミカルと呼ばれている成分をいくつか挙げていきます。

・リコピン:トマトのリコピンが有名で、リコピンとはカルテノイドの一種で強烈な抗酸化作用があります。

トマトのリコピン

・ポリフェノール:赤ワインのポリフェノールが有名で、ポリフェノールの1種のレスベラトールが老化を防ぐ効果があるとも言われています。

・フラボノイド:フラボノイドもポリフェノールの一種で、野菜や果実類に含まれています。

・アントシアニン:ポリフェノールの一種で、ブルーベリーが有名です。

その他にもクロロフィル、ルテイン、アリシンなどの成分があります。ちなみにポリフェノールですが、植物が紫外線やウイルスなどから身を守るために作り出したものです。

ファイトケミカルが含まれる部分

ここまで見てくると活性酸素を除去するために、ファイトケミカルが豊富に含まれている食材を日々の食生活に取りいれていきたいですよね?

ただ、日々野菜類や果物類を食べている人は、ファイトケミカルを自然と摂取していると感じます。

しかしファイトケミカルが含まれている部分ですが、野菜や果物の皮や種の部分になります。多くの人は料理する時に捨てている部分ではないでしょうか?

みかんの皮

トマトやリンゴなど皮と一緒に食べている食材であれば摂取していると思いますが、みかんやダイコンの皮など普通は捨てますよね?

以前、「空腹が健康になる」と提唱していた南雲吉則先生が、野菜や果物を皮ごと食べることを推奨していましたが、ファイトケミカルを取るためだったかもしれませんね。

番組内ではみかんを皮ごと食べている姿が印象的でした。

またアンチエイジングも話題となっており、南雲吉則先生は実年齢よりも10歳以上若く見られることが多く、私もそのように感じていました。

この理由ですが、人より多くのファイトケミカルを摂取していたのが原因かもしれませんね。

ファイトケミカルが活躍する場所

ファイトケミカルには多くの種類があり、種類によって活躍する部位も異なりますので、一部を紹介しておきます。

脳に効く

・ヘスペリジン(みかん、さくらんぼなど)⇒脳血栓予防効果

・カテキン(お茶、ブドウの皮など)⇒脳卒中予防

肌に効く

・エラグ酸(ザクロ、イチゴ、ラズベリーなど)⇒美白効果

・グルクミン(ウコンなど)⇒美白効果

お肌の状態

血管に効く

・ヘスペリジン⇒毛細血管強化

・カテキン⇒悪玉コレステロール酸化抑制

骨に効く

・イソフラボン(大豆など)⇒骨粗しょう症予防

肝臓に効く

・セサミノール(ゴマなど)⇒肝機能改善

・グルクミン⇒肝機能改善

飲み過ぎてる方へ

まとめ

ファイトケミカルについて調べてみると、毎日摂取したい成分だということが分かりました。

ただし、毎日気軽に摂取している野菜・果物に含まれているものの、皮や種に含まれているので食べずに捨てている人も多いと思います。

一方でファイトケミカルには様々な種類があり、効果を感じる体の部位は異なるということでした。

そこで、自分に必要だと感じる部位に関する食材を食べることをおすすめします。

その食材の皮の部分等が食べられないのであれば、サプリメントを併用するのがいいでしょう。