これまで小中学校でじゃがいもを食べて食中毒が起きたという事例がいくつかありました。

じゃがいもというとご家庭で気軽に口にする食材ですので、ビックリした方も多いのではないでしょうか?

この食中毒の原因となったのがソラニンという物質です。

食中毒

じゃがいもの芽の部分に含まれている有毒成分で、体内に入れると下痢や嘔吐、頭痛、めまいなどの症状が起こるようです。

ソラニンとは?

ソラニンとは、ジャガイモの表皮や芽などに含まれるアルカロイドの一種。光が当たりジャガイモの芽や皮の緑色になった部分に多く含まれている。有毒物質。

神経に作用する毒性を持ち、食べ過ぎると腹痛やめまいや嘔吐などの中毒症状を起こす可能性があり、子供だと命に関わることもあるという。

じゃがいもソラニン

出典:ソラニンとは – はてなキーワード – はてなダイアリー

この表を見る限りでは、少量であれば症状が出ないと受け取れます。ちなみに、ソラニンを含んでいるじゃがいも200g程度食べると食中毒の症状が出るようです。

200gの目安ですが、190グラムの缶コーヒー、水カップ1杯(200cc)を思い浮かべるとイメージしやすいと思います。

ソラニンを食べたら?

ソラニンはじゃがいもの芽や、緑色になった部分に含まれていますので、見た目で気づく人も多いと思います。

しかし誤って食べてしまったら、どのような対応をすればいいのでしょうか?

症状がない場合は特に気にする必要はないですが、腹痛や下痢、めまいなどが起きた場合は、医療機関で解毒してもらうのが一番です。

一方でヤフー知恵袋などの意見を参考にすると、トイレで出したら腹痛が和らいだという人も少なくないようです。

下痢でトイレ

ここで注意すべきことですが、腹痛で下痢を起こした場合は下痢止め等を飲まないことです。

なぜなら有害物質を外に出そうとしている行為になるので、それを止めてしまうと、有害物質が体内に長くとどまることになるからです。

ソラニンを取らないために

ソラニンは危険だからじゃがいもを食べるのは止めよう!と考える人は少ないようです。なぜならいろんな種類の料理に使える食材だからです。

具体的には肉じゃが、マッシュポテト、粉吹きいも、ポテトサラダなどがあります。

その他にもカレーやビーフシチューをはじめとする料理に必ず入れる人も少なくないはずです。

では、安全にじゃがいもを食べる為にはどうすればいいのでしょうか?

じゃがいもの選び方

じゃがいもを購入する際に、芽が生えていないか確認しましょう。ご自身で分からなければ店員さんに聞くのがベストです。

スーパーで買い物

買い物の際に、芽の生えているじゃがいもをわざわざ購入する人はいないと思いますが、保存方法で失敗している人は多いのではないでしょうか?

一般的に食品と言えば賞味期限が書いてあります。

もちろん野菜類には書かれてませんが、じゃがいもというと賞味期限は長い方だと感じています。しかも涼しく・暗い場所であれば1ヵ月近く持つと言われています。

芽が生えてしまったら?

保存期間は1ヵ月位と言われてますが、スーパーで売れ残っているじゃがいもなどもあるので、実際は日持ちがもっと短いことも予想されます。

ただし、少しくらい芽が生えたからと言って捨てるのはもったいないですよね?

そこで安全性について調べていくと、農林水産省のHPにたどり着きましたのでこちらをご覧ください。

<取り除き方>

1)ジャガイモの芽を根元を含めて完全に取り除く(多少皮より内側の部分も含めて多めに除く)、ジャガイモの皮をむく。

2)特に、緑色になっているジャガイモは、皮を深くむく(皮より内側の部分も含めて緑色になっている部分は全て除く)

ソラニンを取り除く

出典:農林水産省/知識があればこわくない!天然毒素

このように記載されています。つまり、少しくらい芽が生えても、緑色になってしまっても、きちんと取り除けば食べられるということです。

まとめ

ここまで見てくると、ソラニンは有害物質なので危険だということが分かりますが、農林水産省のHPを確認すると分かるように、しっかり取り除けば問題ないことが分かります。

ただし、少しくらい芽が生えているくらいであれば気になりませんが、上記のように芽が至るところに生えている場合は、捨てた方がよさそうです。

また、スーパーでの買い物は必要最低限の量に心掛け、購入したものは賞味期限内に食べるように心掛けましょう。